24日(木)に女優の川島なお美さんが胆管癌でお亡くなりになられました。

2013年の7月に人間ドック受診の際に腫瘍が見つかり、余命1年と宣告されていたようです。

治療する為に10数件の病院を訪問され、昨年1月に手術されましたが、舞台活動を続けていたい一心から、その後の抗がん剤による治療を拒否されたそうです。

今年になりましてから芸能人や有名人で「癌」で亡くなられた方が多く、私も人事のようには思えません。

先日新聞に「がん5年生存率」に関する記事が掲載されていましたので、一部を紹介させて頂きます。

「がん5年生存率」とは、がんの治療でどれくらい命を救えるかを示す「5年相対生存率」

治療後5年無事に経過するとほぼ治ったと言えることから、がん医療を評価する際の指標として世界的に使われているそうです。

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上記の表は国立がん研究センターの公表された資料で、2007年にがん診療連携拠点病院でがんと診断され治療を始めた患者の五年後の生存率です。

乳がんと胃がん、大腸がんは比較的生存率が高く(完治する確率が高い)一方肝臓がんや肺がんは厳しい結果となっています。

私の場合は治療前に先生から「上咽頭がん」の5年生存率は40%~50%と説明を受け、それ程高くない生存率にショックを受けました。

治療を終えてから2年弱の期間が過ぎましたが、再発や転移の可能性がありますので予断を許しません。

日本は先進国に比べ「がん検診」の受診率が低いそうですが、がん検診の受診率を高める事で早期発見、早期治療で、5年生存率を高める事が可能だそうです。

このブログをご覧頂きました皆さんにも『がん検診』をお勧めします。