訪問日時:2016年11月9日(水)14:00~
訪問場所:岐阜県郡上市美並町高砂1252番地
神社本殿
所要で美並町を訪れた際に立ち寄りました。
星宮神社(ほしのみやじんじゃ)は、関市の高賀神社と並んで高賀六社の一つです。
県道315号線を上り詰めた所にあり、駐車場が2段に別れ、結構な広さがあります。
美並IC近くの円空研究センター(日本まん真ん中センター)を起点とした散策道・円空街道のゴール地点になっており、途中の見所案内がされていました。
駐車場から神社に向かう途中に「御殿橋」を渡るのですが、その袂に「高光屋敷跡」の案内看板があります。
「御殿橋」です。この橋を渡って参道に向かいます。
橋の上から粥川を撮りました。 透き通った綺麗な流です。
橋を渡ると参道に出ます。
鳥居を潜り抜けると右手に願懸け札が納められていました。
この神社の謂れが記載されていました。
天暦年間(947年 - 957年)、この地に妖怪さるとらへびが住み付き、村人に危害を加えているのを聞いた朝廷は、藤原高光をこの地に遣わせ、妖怪を退治したという。
この時、高賀山大本神宮大行事神社(現・高賀神社)を再建し、七昼夜妖怪退治の祈願をしたという。その後、高賀山麓の六ヶ所に神社(高賀六社)を建立したとされている。星宮神社はこの高賀六社の一つとして創建された。伝説によると、藤原高光がこの辺りまできたときに、道がわからなくなってしまったが、粥川谷の鰻が正しい道を教えたことにより、無事さるとらへびを退治したという。また、藤原高光に義貴星という神が粥を施した地という。
ぜんそくや眼病に御利益があると言われる神社で、高賀振興の広まりをきっかけに、本尊として虚空蔵菩薩を祀っています。
粥川は「ウナギの生息地」になつており、国の指定天然記念物で、地元では「神の使い」として食べる事は無く、粥川でのウナギ捕獲は禁止されています。
神社敷地内にある「円空ふるさと館」です。
円空ふるさと館に並んで、「粥川寺」があります。
「宝蔵殿」です。
「拝殿」です。 大きな三本杉が近くにあります。
「手洗舎」です。 龍の口から勢いよく水が出ていました。
拝殿前の大きな三本杉です。
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