象印の炊飯器、NP-HB18 (2006年発売) を購入して12年が経過し、電池の寿命が来て時計表示をしなくなりました。

この炊飯器、夫婦二人の時は使用しませんが、孫達が来た際に使用しています。

1ヶ月程前から時計表示がされなくなりましたので、妻が予約炊飯を出来るように修理して欲しいと、以前から言っていました。

そこで電池の型番を調べる為に分解し、調べましたところ、Panasonic製のCR2450のタブ付きと分り、この電池をホームセンターや家電量販店等を探してみましたが、どこも取り扱いが無く、amazonで探しましたところ、「Panasonic CR2450」で検索しますとありました。
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送料も含めまして550円でした。 1月23日に注文していましたのが昨日届きましたので、早速交換修理を行ないます。

※修理前の状態
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時計表示がされていません。

1.裏蓋を外します。
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赤丸印の4ヶ所のビスを外します。

2.シールド板?を外します
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赤丸印のビス1本を外します。

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シールド板を外した状態です。

3.冷却ファンの付いたユニットを外します。
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画像では分りませんが、5本のビスを外します。

4.コントロールユニットを外します。
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コントロールユニット(奥の緑色の基板)を止めています2本のビスを外し、リード線を切らないようにゆっくりと慎重に外します。

5.コントロールユニットです。
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左側の赤い矢印が交換するリチュム電池です。

6.リチュム電池を取外します。
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赤丸印が電池の端子です。
先の細い半田コテを使用します。
30Wの半田コテを使用して、片方ずつ外しますが、近くにICが有りますので、ICに熱が伝わらないうちに手早く作業を行う事が要求されます。

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取外しましたリチュム電池CR2450のHタイプです。
(パナソニック型番CR-2450/H9AK)

7.交換終了
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電池を半田付けする際、外す時と同じように、周囲のICに熱が伝わらないようにする事と、他の端子に半田が付かないように、手早く且つ慎重に作業を行なって下さい。
作業が終わりましたら、時計表示がされる事を確認します。
初期値として7時を表示します。

8.交換作業完了
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配線に異常が無いか確認をしながら分解した時の逆に組立作業を行いますが、ビスを止める際に配線の噛み込みが無いか注意して下さい。

ここまで凡そ1時間程の作業時間でした。

電池を購入する前に家電量販店に電池交換の凡その金額を尋ねましたところ、メーカーに修理依頼をしますので、費用は送料込みで6,000円から6,500円程、修理期間は1週間から10日程必要との事でした。

※お願い
  この記事をご覧頂いて修理されます方は、慎重に作業を進めて下さい。
  作業を間違えますと、発熱や発火に繋がる場合も有ります。
  万一そのような事態になりましても、当方は一切責任は持てませんことを、宣言し
  ておきます。