気まぐれkimokuの癌(上咽頭癌)闘病記

癌(上咽頭)との闘病後日常生活を取り戻し                                        趣味や近郊探訪、小旅行、スポーツ観戦、グルメ等、日々の出来事を気の向くまま記事を書いています。

2014年02月

10日に行ないましたMRI検査の結果を本日聞きに岐阜大学病院へ行きました。
 
9時30分の予約時間でしたが、駐車場が混み合うと思い8時50分頃到着。
 
早速総合受付に向かい、受付を済ませ耳鼻咽喉科の待合室で待機していました。
 
15分程しますと番号を呼ばれましたので、指定の診察に入りますと、入院中お世話になりましたT医師が待機されていました。
 
MRI検査の結果、「異常と思われる所は見当たりません」と言われ、専門医のコメントも同じく問題ないとの事でした。
 
私が、「癌細胞が無くなっているのですか?」と尋ねますと、「そう思って頂いて結構です」とのご返事。
 
私と同行しました妻はその一言で安堵しました。
 
次に、「12日頃から右耳の聞こえが悪くなりました」と尋ねますと、中耳炎の可能性があるので検査しましょうと、検査室に案内されました。
 
検査室前で待機していますと、別の医師がお見えになり、今から「チンパノメトリー検査」を行いますと、検査室に案内され、検査は5分程で終了しました。
 
その後、診察室に入り検査の結果「中耳炎です」とT医師から説明があり、今から処置をしますと説明があり、麻酔後鼓膜に針で穴を開け、水を抜き取り通気用のチューブを挿入するとの事。
 
穴を空けて注射器のような物で吸い取りますと、約1㏄程の黄色い液体が吸い出されると、閉塞感が無くなり急に物音が聞こえるようになりました。
 
その後開いた穴に細いチューブを挿入し、処置は終了。
 
一度上咽頭癌を経験しますと、風邪をひいた際に”中耳炎になりやすい”ので、風邪をひかないように注意して下さいと言われました。
 
次回は2~3ヵ月後に画像検査を行うと説明を受け、本日の診察を終了しました。
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=== 中耳炎かな? === 
 
12日(水)朝目覚めると何か音の聞こえ方がおかしい。
 
今日は癌が見つかった時と同じように右耳が殆ど聞こえない状態。
 
くしゃみをしたり鼻水が出るようになり、風邪をひいたような症状。
 
右耳の奥のほうが時々痛くなるときがあります。
 
何となく気分が優れず、身体が重く感じ、頭がぼんやりとします。
 
熱を測ってみると36.5℃と平熱。しかし、安心すると高熱になり肺炎にでもなれば今の私の体調では”重症”になり兼ねない。
 
10日にMRIの撮影を行い、その結果を18日に説明を受ける事になっています。
 
まさかとは思いますが、癌が再発したとは思えないので、やはり中耳炎なんでしょうか?
 
雪の中、病院に行く気にはなれず、18日の診察日まで待つ事にします。
 
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先週の土曜日に続き、わが街では今冬2度目の積雪になりました。
 
テレビでは東海道新幹線が名古屋駅で上下線とも20分程の遅れが出る見込みと報道。
 
名古屋高速道路では一部通行止めになり、最高速度を40kmに制限しています。
 
気象庁の予報では今後岐阜県山間地で50cm、平野部で20cmの積雪が予想されるようです。
 
先週に続き湿った重い雪で、電線が切れて停電などが起きなければいいのですが。
 
イメージ 1
       わが家の庭木もすっぽりと雪に覆われました。
 
イメージ 2
      物置の屋根に積もった雪。5cm程あるでしょうか。 
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*** 放射線治療による副作用 ***
 
2月10日にMRIの検査があり、以前から気掛かりな事がありましたので、検査終了後、放射線治療室に立ち寄りました。
 
気掛かりな事とは、3週間ほど前から声がかすれたり、両顎の下側がなんとなく腫れぼったく、むくんできて、おたふく風邪に掛かったような感じでしたので家族も心配しており、特に診察の予約をしていませんでしたが、入院中にお世話になりました放射線治療の先生を訪ねました。
 
放射線治療室の受付に行きますと患者さんが誰もいなくて、ちょうど時間の空いている時でしたので、直ぐに先生とお話をする事が出来ました。
 
先生の説明では、MRIの検査結果を診ないと正確な診断は出来ませんが、おそらくは放射線治療の副作用で、顎・頸周りのリンパの流れが悪くなっているのが原因と思われるとの事で、あと2ヶ月から3ヶ月位でむくみは治まってくるそうです。
 
しかし、味覚障害といい、唾液腺障害といい、放射線による副作用は治療終了後数ヶ月経ってから現れたり、障害期間が長く続く事をあらためて身をもってしらされました。
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◆◆◆ MRI検査 ◆◆◆
 
 
放射線治療が終わってからちょうど2ヶ月を経過した2月10日に岐阜大学病院でMRI検査を受けました。

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MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略語で、磁気と電波を利用して、あらゆる断面の画像を得ることができる撮影方法です、撮影の時は,狭いトンネルの中に入って大きな音のなかで検査します。X線を使いませんので、いわゆる放射線被ばくはありません。
 
私の場合は、より詳しい検査を行うため、造影剤(カドリニウムDTPA)を腕の静脈から注射します。
CT検査の造影剤と違い、身体が温かくなるといったような症状は無く、殆ど副作用がありません。
 
検査着に着替え検査台に仰向けになり、頭を固定し耳栓をして準備が出来ますと、検査台が円筒形の中に入って行きます。
最初の40分程は造影剤を使用しないで撮影が行なわれます。
 
ビビビビとかトトトトといった速射砲のような大きな音がしますが、羽島市民病院で受けたときとは違い、ガンガンガンといったハンマーで叩くような音はしませんでした。
 
一旦音が止り造影剤が注射されると再び大きな音がして撮影が始まり、10分程で終了しました。
 
検査終了後は水を多く飲むようにして、造影剤を排出するように説明がありました。
 
検査の結果は2月18日に担当の耳鼻咽喉科先生より説明があります。
 
イメージ 2
 
検査室に入ると待合室があり、検査着に着替えて番号を呼ばれるまで待機しています。
 
MRIの撮影室は3室あります。 
 
イメージ 3
 
放射線部の案内表示板です。
 
レントゲン、CT、MRI、PET、核医学検査室などの各検査室と、放射線治療室があり、放射線に関する施設が集中しています。


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