気まぐれkimokuの癌(上咽頭癌)闘病記

癌(上咽頭)との闘病後日常生活を取り戻し                                        趣味や近郊探訪、小旅行、スポーツ観戦、グルメ等、日々の出来事を気の向くまま記事を書いています。

2014年07月

 麦門冬湯バクモンドウトウ)
 
 
 7月15日(火)に羽島市民病院で退院後の6ヶ月検診を受けました。
 
担当の医師は岐阜大学病院から来られていますM医師です。
 
岐阜大学病院でPET検査の結果説明を受けた際に漢方薬を処方して頂きました。
 
口内の渇きを改善する目的で処方して頂きました漢方薬は「白虎加人参湯」でした。
 
2週間分を処方して頂きましたので、そろそろ無くなる時期に来ており、追加を希望しましたが羽島市民病院ではこの漢方薬の取り扱いが無く、漢方薬の処方をして頂くだけで片道車で40分程掛かる岐阜大学病院まで行く事も無いと思い、白虎加人参湯と効能がよく似た漢方薬を処方して頂きました。
 
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それが「麦門冬湯」です。
 
詳しくは、http://www.qlife.jp/meds/rx8238.htmlを参照にして下さい。
 
放射線治療の副作用で口内の渇きが暑くなるこの季節には、私にとっては非常に苦痛です。
 
唾液が出ないので食事をしても味が良く分かりませんし、対話を10分程続けますと口内が渇き舌が上顎に付くような感じになり、滑らかに話す事が難しくなって、コップ一杯の水を飲みます。
 
当然水を飲めばこの季節汗が出ますし、汗が出ない場合はトイレが近くなります。
 
”藁にもすがる”思いで、この漢方薬で少しでも改善できればと願っています。
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 昨日(7月15日)で岐阜大学医学部付属病院を退院してから6ヶ月を経過しました。
 
羽島市民病院にて定期検診を受診。
 
7月3日に行いましたPET検査の結果は7日に岐阜大学病院で説明を受けていましたので、今回は右耳の状態を見て頂きました。
 
4月1日に右の鼓膜に通気用のチューブ挿入手術を受けた際に麻酔をかけましたが、そのとき以降ずっと右耳から首筋にかけて麻痺が残っているような感じがしましたので、先生に尋ねてみますと”放射線の副作用が続いているからと思われ、もう暫く様子を診ましょう”と説明を受けました。
 
更に右耳の聞こえが悪くなった事を伝えますと、右耳を診て頂いた結果”かさぶた”が出来ていましたので、点耳薬(リンデロン0.1%)を処方して頂き、1日3回点耳する事になりました。
 
そして、2週間後に再検診を受ける事になりました。
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漢方薬 白虎加人参湯

 7月7日(月)、PET検査の結果を説明して頂くため岐阜大学病院の耳鼻咽喉科を受診しました。
 
PET検査の結果説明を受けた後、放射線治療の副作用で以前から口内が渇くため、少しでも改善出来る漢方薬がある事を新聞記事で知り、新聞記事を先生に見て頂きました。
 
記事は「愛知県がんセンター」の循環器科部の先生が投稿され、がん診療に漢方薬を使用する医師、病院が増えているそうです。
 
なかでも、「白虎加人参湯」(ビャッコカニンジントウ)は放射線治療で唾液腺がダメージを受け口内が乾燥する場合に有効と記載されていました。
 
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この薬は市販薬ではないそうです
 
しかし、岐阜大学病院ではこの漢方薬は使用されておらず、他の漢方薬を処方するそうですが副作用が強く、患者さんにはお勧めする事は無いそうです。
 
先生は白虎加人参湯については良く分からないそうですが、私は”口内の渇き”が苦痛なので試しに飲んでみたいと思い、処方をお願いしました。
 
2週間分を処方して頂き、効果や副作用などについて2週間後に先生に報告する事にしました。
 
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         中日新聞 6月17日(火)朝刊24面に掲載された記事
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PET検査の結果
 
 昨日(7月7日)、7月3日(木)に受けましたPET検査の結果の説明を受けるために、岐阜大学病院へ行きました。
 
診察予約時間は12時30分からでしたが、月曜日とあって受診者が多く、待合室で約2時間程待機していました。
 
受付番号(今回は1111の並びの番号)がディスプレーに表示されましたので、表示されている診察室に入りますと、M医師が「その後体調はいかがですか」と気遣って頂きました。
 
早速画像を見ながら先日のPET検査の説明をして頂き、病巣部に痕跡は残っているものの現時点では心配するような事ではありませんし、他の部位も専門部の医師や放射線部の医師の見解でも、現在のところ”転移”は見受けられないとの見解と説明を受け、私と同行していました妻は一安心。
 
しかし、EBウィルスが体内に潜在している(死滅することは無いそうです)ので安心は禁物。
 
今後は半年毎のPET検査と3ヶ月毎のCT検査を行っていく事になりました。
 
その後、内視鏡で病巣部の目視検査をして頂きましたが、がん細胞はすっかりと無くなり、表面は滑らかになっていました。
 
次は7月15日(火)に羽島市民病院で受診の予定です。
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PET検査
 退院してまもなく6ヶ月になります。
 
M医師のお話では、EBウィルスが原因で発症した「上咽頭がん」は進行が早く、転移し易いがんでもある事から、通常は退院して1年後に行うPET検査(Positron Emission Tomographyの略)を、半年後の今月に行う事になり、昨日(7月3日)岐阜大学付属病院へ行ってきました。
 
検査の5時間前には食事を終えるように指示がありましたので、午前6時30分頃には朝食を済ませ、大学病院の放射線部に検査の30分前に到着し、受付を済ませ待機していました。
 
検査は11時55分からの予定でしたので、10分程前に技師さんが来られ待機室に案内されます。
 
昨年9月10日に最初のPET検査を受け、2度目の検査でしたが待機室で一通りの説明を受け、検査着に着替えてしばらく待っていますと、インターフォンで呼び出しがあり検査用の薬剤を注入するための部屋へ行き、そこで血液検査(血糖値を測定する)の後、血糖値に問題が無かったので、薬剤の注入が始まります。
 
薬剤は腕の静脈から注入し、約5分程で終了です。
 
注入後待機室に戻り、この部屋で検査まで約1時間程待機しますが、この1時間は本を読んだりする事が出来ず、ただ何もしないでじっとしているだけなので、辛い時間帯でもあります。
 
検査は12時55分からでしたが、やや遅れて13時頃にインターフォンで呼び出しがあり、検査室に入ります。
 
検査室に入り技師さんの案内で検査台に横になり、ベルトで身体が動かないよう固定されます。
 
「これから始めます」とスピーカーから聞こえ、徐々に検査台が上昇し、その後検査装置の中に入って行きます。
 
撮影は頭部から下腹部まで行いますので、検査台が頭部から下腹部に向かって徐々にスライドして行きますが、MRIやCT検査と違い殆ど音がしませんので、検査中は眠気を感じます。
 
検査は約20分程で終了し、撮影が問題なく出来たかチェックのため再度待機室に戻り待機します。
 
約30分程待っていますと、インターフォンから”撮影に問題が無かったのでお帰り下さい”と連絡があり、私服に着替えて待機室を出ました。
 
検査の結果は7月4日(月)に説明を受ける予定です。
 
 PET検査装置です。右のMRI検査装置と良く似ています。   MRI検査装置です。
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通路の左側が待機室です。
 
4部屋ありますが、No.4の番号は無くNo.5となっています。 
 
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待機室です。
 
約3畳程の部屋ですが、TV等は無くリクライニング式の椅子に掛けて、ただひたすらに1時間待ちます。 
 
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血液検査兼薬剤注入室です。
 
テーブルの右側にある白い縦型のBOXの中に放射性の薬剤が入っています。 
 
イメージ 4
 
検査室です。


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