CANONインクジェットプリンター iP4830は、A4プリンターで背面給紙が出来るプリンターで、現在では数少ない機種になっています。
私はQSLカードを大量に印刷しますので、カセット式の給紙方法では印刷紙が無くなる都度、カセットを引き出して給紙する分手間が掛かります。
私にとりましては貴重な印刷機ですが、QSLカードを印刷中に故障してしまいました。
印刷中に「インクが無くなりました」
と表示され、インクカートリッジを交換するように要求されましたので、何時ものように交換をし、蓋を閉めました。
しかし、インクカートリッジ交換要求の表示が消えない為、もう一度インクカートリッジの状態を見ようと蓋を空けましたところ、プリンターヘッドが右端に寄ったまま動きません。
電源ランプとリセット用のランプが交互に点滅し、画面にはB200のエラー表示が出て、メーカーに問い合わせるような表示が出ていました。
早速Webで同じような症状の対処方法が掲載されていないか探しました処、プリンターヘッドの詰まりが原因で、対処方法としてプリンターヘッドを取外し水で洗浄すれば解消できるような事が記載されており、このような症状は『互換インク』を使用した場合に起き易いとの事でした。
私は割高ですが品質の問題が無いかと不安なので、互換インクは使わず純正品を使っています。
プリンターヘッドを洗浄しても復帰しなかった際、メーカーに修理依頼をした場合に必要以上の修理代が掛かる事を予想し、直接メーカーに修理依頼をしました。
(注:修理期限が切れている場合は受付して頂けません)
修理依頼は「らくらく修理便」を利用しました。
「らくらく修理便」はヤマト運輸が引取りと梱包をして頂き、修理品の配達をして頂ける便利なシステムです。
茨城県の修理センターまでの往復運賃と梱包費用が1,500円で済み、自宅まで引取りに来てくれますから、便利です。
修理引取りに来てから5日目に修理品が届きました。
エアークッションで綺麗に包まれて届けられました。
添付されていました「修理票」です。
修理内容は、
・プリンターヘッド不具合の為交換。
・制御基板不具合の為交換。
・各部点検・清掃。
となっていました。
修理代は一律料金の7,000円(税別)で済みました。
修理代金と、往復の運賃で合計9,180円(税込)。
この修理代金が高いか安いかは、人それぞれと思いますが、現在のプリンターは大半がカセット式給紙タイプになっていますので、私にとりましては適正な価格と思っています。
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