気まぐれkimokuの癌(上咽頭癌)闘病記

癌(上咽頭)との闘病後日常生活を取り戻し                                        趣味や近郊探訪、小旅行、スポーツ観戦、グルメ等、日々の出来事を気の向くまま記事を書いています。

タグ:がん

 本日(2023年11月6日)『上咽頭がん』に罹ってから10年が経過しました。
8月7日に予約していました「定期検診」を羽島市民病院で受診してきました。
筆者を診察して頂いた担当医は、岐阜大学医学部附属病院から派遣されてきていますS先生です。
最初のM先生からN先生に替り、その後O先生から現在のS先生に担当が替りました。
M先生とN先生は現在愛知県一宮市の「一宮西病院」に勤務されています。

A1

上の画像は、2013年9月17日から4ヶ月間お世話になりました「岐阜大学医学部附属病院」です。

2013年の11月6日は放射線治療の第一クール(照射期間20日)が終了した翌日でした。
当時の放射線治療装置はドイツから導入された「Novalis」(ノバリス)で、国内で2例目、大学病院では初めての装置でした。
B1

放射線治療の第一クールが終了しホットしたものの、副作用として船酔いのような症状があり、移動するのに身体がふらふらして歩行には注意をはらいました。
さて、10年が経過し「寛解」とはなりましたものの「完治」ではありませんので、担当医のS先生から「腫瘍の有った所は現状では問題ありませんが、筆者のように基準値以上の放射線照射を受けられた患者は稀に腫瘍の有った周辺の細胞がダメージを受けており、加齢とともに免疫力が低下してくるとダメージを受けた細胞が”がん化”(放射線誘発による異的性重複がん)する事がある」そうです。
そこで、「今後も定期的に検診を受けられてはどうですか?」と勧められましたので、6ヶ月に1回の間隔で検診をお願いしました。

クリックお願いします
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

がん(上咽頭がん)との闘病記録 - にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

 昨年11月29日に令和3年最後の定期検診を受け、受診後次回の検診が本日2月21日でしたので、予定通り受診してきました。

新型コロナオミクロン株の感染拡大は、当羽島市でも例外ではなく毎日2桁台の感染があり、定期検診を受診しています羽島市民病院でも病棟でクラスタが発生し、病棟1階にあります救急受け入れ窓口が暫く閉鎖されていました。
そんな中、検診に訪れるのは気が引けますが、16日に新型コロナワクチンの第3回目の接種を終えていましたので、しっかりと感染防止対策をして向かいました。

いつも月曜日は混雑しています受付ロビーは、今日は寂しくなるほど人がいませんでした。

受付を済ませ受診窓口(耳鼻咽喉科)の待合所で待機していますと10分程で受診番号が表示され、診察室に入りました。

2014年1月15日に退院してから8年が経過し、本日の検診が退院してから9年目の初めての検診となります。
当初は3年程経過した頃には通院する必要が無くなるだろうと思っていましたが、早くも9年目に入りました。
この間、担当医であります岐阜大学病院から派遣されてきています先生は5人目となりました。

本日の診察も何時も通り問診と両耳内の検査、首周りの触診の後内視鏡でがんのあった患部の検査を行いましたが、いずれも異常は診られないと説明が有りました。

先生からは10年経過した時点で異常が無ければ一区切りにしましょうと言われ、あと1年、再発や転移が無い事を念じました。

次の定期検診は、5月23日になります。


クリックお願いします
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

がん(上咽頭がん)との闘病記録 - にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

【中日新聞記事より】(2/15朝刊)

 手術・抗がん剤・放射線のがん治療に続いて注目されています『光免疫療法
「頭頚部がん」の治療に保険適用されたから1年が経過しましたが、筆者も頭頚部がんを経験したことが有り注目していました治療法ですが、新聞記事を読みますと効果や副反応に改善の余地が感じられますが、今後治療件数が増え医学の進歩で改良・改善が進めば第4の治療方法として確立される事を願っています。
ab1

この「光免疫療法」は頭頚部がんが再発するなどして手術が出来ない、放射線治療などの標準治療が出来ない患者にとりましては、画期的な治療方法ですが、まだまだ治療症例が少なく今後改良がされていくものと期待しています。(抗がん剤治療や放射線治療も当初は同じような状況だったのではないでしょうか)


クリックお願いします
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

がん(上咽頭がん)との闘病記録 - にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年9月18日(土)中日新聞朝刊記事より

岐阜大大学院連合創薬医療情報研究科の平島一輝特任助教授と赤尾幸博特任教授らのグループが、フキノトウに多く含まれる栄養素『ペタシン』が、がん細胞の増殖を抑制することを発見しました。

a1

記事によりますと、マウス実験では肺や膵臓、乳がんなどで効果を確認。

従来の抗がん剤のような副作用はほとんど見られず、将来治療薬の開発が期待される。

筆者も抗がん剤の副作用で苦しんだ事を経験しており、『ペタシン』の抗がん剤が早期に開発され、一日も早く治療認可されることを望んでいます。

ペタシンが抗がん剤治療に使われるようになれば、将来副作用を気にしないで治療に専念でき、患者に取りましては夢のようです。



がん(上咽頭がん)との闘病記録 - にほんブログ村
このエントリーをはてなブックマークに追加

 本日定期検診に行ってきました。

新型コロナ感染拡大により、羽島市も第5波になりましてから連日のように感染者が発生し、コロナワクチンを2回接種したものの、気を緩めることが出来ません。

そんな折、6月に予約していました定期検診に行ってきました。

何時ものように問診と、両耳の検査に加え、病巣を内視鏡で検査して頂きましたが、異常は診られないとの事でした。

しかし、放射線治療の後遺症が年々ボディブローのように効いてきて、最近では声が出し辛くなってきて、食事中も度々むせて咳き込むようになりました。

歯も脆くなってきて、欠けたり割れたりして既に3本を根元(歯茎との境)から切り取りました。
(放射線治療を受けますと上下顎の骨の細胞が壊死しますので、抜歯が出来ずこのような処置になります)

更に歯茎からの出血も最近では1日に小さな盃に一杯程の量があり、夜中に喉の付近に溜まって咳き込んで、目が覚める事が度々あります。

担当医に相談しますが、患者さんそれぞれ症状に差があり、私のような症状が無い方は別の症状で悩んでおられる方もあるそうです。

私が放射線治療と抗がん剤治療を受けたのが8年前ですから、それから医学も進歩したものと思いますので、最近では後遺症も軽く済むのではないでしょうか。

次は11月29日が定期検診日になっています。


このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ