気まぐれkimokuの癌(上咽頭癌)闘病記

癌(上咽頭)との闘病後日常生活を取り戻し                                        趣味や近郊探訪、小旅行、スポーツ観戦、グルメ等、日々の出来事を気の向くまま記事を書いています。

タグ:がん情報

※中日新聞記事より

『頭頚部がん』について愛知県がんセンター 頭頚部外科部長 花井信広医師の記事が掲載されていましたので、紹介させて頂きます。

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頭頚部とは顔から首にかけての範囲で、呼吸や飲食、話すなどの生活に不可欠な機能をつかさどる部分です。
「頭頚部がん」の代表的なリスクは、喫煙や過度の飲酒、口の中の不衛生な環境で、予防にはこれらを避ける事が重要だそうです。

「頭頚部がん」は60代からの発症が多く、「中咽頭がん」はヒトバビローマウィルスにより発症する場合もあり、50代でも増加傾向に有ります。
筆者は10年前に「上咽頭がん」と診断されましたが、その原因はEBウィルスによるものでした。
「頭頚部がん」の3割を占める「口腔がん」は、20代、30代での発症も珍しくないそうです。

早期発見はがん治療の鍵ですが、人間ドックや健康診では「頭頚部がん」の検診が有りません。
長く続く口内炎、のどの違和感や痛み、鼻づまりなど日常の不調で気になる場合は、迷わず耳鼻咽喉科を受診するよう勧めています。
筆者は突然鼻水が頻繁に出るようになり最初の受診時には「アレルギー性鼻炎」と診断され処方薬を飲用していましたが、一向に改善する兆しが無く、その後薄桃色の鼻水に変わりましたので、内視鏡検査を受けました処「上咽頭がんと診断」され、既に約2cm程の腫瘍に進行していました。
その後4ヶ月間の入院治療を続けた結果腫瘍は無くなり、現在に至っています。


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 10月18日(水)中日新聞朝刊の記事より。
「がん」の有無を調べる方法の一つとして「がんマーカー」検査が有りますが、名古屋大学大学院の研究グループが、新しい「がんマーカー」を発見しました。

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記事によりますと、簡単な血液検査で6種類のがんを一度に検出できる上、従来のマーカーより精度が高いそうです。

対応しているがんの種類は、胃がん、食道がん、すい臓がん、乳がん、肝臓がんです。
例えば胃がんの場合、このマーカー検査では実際のがん患者を陽性と判断する確率は89%で、がんではない人を判断する確率は99%で、従来の感度が十数パーセントだったのを大きく上回りました。
又、採血から数時間後にはがんを検出できるので、治療を早く始められるメリットもあるそうです。


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 2023年7月25日(火)の中日新聞朝刊より。

7月27日(木)は「世界頭頚部がんの日」
本日の中日新聞朝刊に『頭頚部がん治療』の多様化についての記事が掲載されていましたので、紹介させて頂きます。
「国立がん研究センター」の統計によりますと、2019年に新たに頭頚部がんと診断された人は約48,000人で、がん全体に占める割合は5%程度で、肺がん等と比較して認知度が低く、進行してから見つかる例が後を絶たないそうです。
治療は手術と放射線、抗がん剤を、腫瘍の部位や状態によって組み合わせますが、筆者のような「上咽頭」部は構造上切除が難しい場合は、放射線と抗がん剤の併用治療となります。

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しかし、ここ10年の頭頚部がん治療の進歩は著しく、「免疫チェックポイント阻害薬」が2017年から健康保険の対象になり、「光免疫療法」「ホウ素中性子捕捉療法」も保険適用となりました。
筆者は2013年9月に「上咽頭がん」が見つかり、10日後に即入院となって4ヶ月間の化学療法(放射線と抗がん剤の併用治療)を受け、現在に至っております。
当時の治療は副作用が強く、辛い思いをしましたが、最近の治療方法は副作用も少なく軽いようです。
名古屋大学附属病院(名古屋市昭和区)の頭頚部がん専門医、西尾直樹氏は「頭頚部がんの最大のリスク要因は喫煙や飲酒とされ、発見時に食道や肺のがんを伴う患者も少なくない」そうで、「食事の際に飲み込みにくかったり、血痰が出たりする症状が続くなら、迷わず頭頚部がん専門医がいる医療機関を受診してほしい」との事です。

筆者の場合は喫煙はしませんし、飲酒は殆どしませんでしたが、「EBウィルス」が原因でした。
当時の担当医の説明では「EBウィルス」によるがんは進行が早く、発見が半年遅れていましたら危機的な状態になっていたそうです。


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 中日新聞4月19日朝刊の記事が目に留まりましたので、紹介させて頂きます。
岐阜県羽島郡笠松町にあります「松波総合病院」に勤務されています「木村真樹医師」は岐阜市出身で、岐阜大学医学部を卒業され、岐阜県内各地の病院で勤務されてきました。

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現在は松波総合病院の外科部長・消化器外科部長を担当されています。
がんの治療に大きな力を発揮する「ダビンチ」を使いこなせる外科医が木村医師を含め2名しかいないので、今後ダビンチの活用範囲が増すことが予測され、若い外科医も使えるようにするのが目標とか。
木村医師いわく、常に最新の治療法が最敵とは限らない。
大事なのは、患者の症状や体力を見ながら選択する事。「新しい技術を理解し、習得するのは最適な治療法の選択肢を増やすため」。
あらゆる患者を受け入れる事を目指し、研究を怠らないようにしているそうです。


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中日新聞3月22日(火)朝刊記事より

がんに限らず重大な病に罹った時、だれもが「藁をもつかむ」思いで色々な治療方法や症状などをWebで検索したりします。
筆者も同じように「上咽頭がん」の治療の名医と言われる先生や病院、抗がん剤や放射線治療の他に陽子線治療はどのような治療方法なのか等を検索した経験があります。

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ネット情報では、「免疫療法」と称して色々なサプリメントの紹介や、民間療法の記事を見掛けますが、筆者も当時の主治医に「免疫療法」について質問してみたことが有りました。
その時の回答は、大半が医学的な根拠がなく、「このサプリメントで癌が小さくなった」とか「完治しました」とか患者さんのコメントが書かれている場合がありますが、たまたまその療法やサプリメントの効果が合ったと言うだけで、全ての患者さんに合うのではなく、本当に効果があったのか疑問が多いそうです。
従って、ネット情報は「本当かどうか」と疑ってみることが大切ではないかと思います。
今回の新聞記事には、ネット情報に踊らされて裏付けのない治療方法に向かう患者さんには二つの典型的なパターンがあるそうです。一つは「高収入」「高学歴」な人たちです。
お金があって、いろいろな知識を得ている有名人にこのパターンが多く、もう一つはこの方たちがたまたま症状が少し改善すると「この治療方法はいいですよ」とネットで発信します。すると、その記事を信じてしまう患者さんで、主治医の勧めた治療を受けず、かえって症状が悪化した例が多くあるそうです。
もし、ネットで自分の病気について最新の治療方法を調べる場合は、ビジネスにつながっていないサイト「オンコロ」や「キャンサーネットジャパン」「がん情報サービス」等で調べるのが、ひとつのコツだそうです。


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